家族の健康は、みんなの共通の願い。 特に、小さなお子様がいる家庭では、健やかに育つように居住環境には気を配りたいもの。 そこで、健康に配慮した内装材を厳選しました。 たとえば、ホルムアルデヒド放射量の少ない床材やホルムアルデヒドを吸着する天井材・壁材を使用し、シックハウス対策は万全を整えています。また、調湿昨日を持つ壁材なので、ダニやカビ、結露の発生を防ぐこともできます。
健康を最優先した天井・壁・床に囲まれ、小さなお子様だけでなく、お年寄りにもやさしい健康で心地よい住まいになりました。
ご高齢の両親と同居している方にとって、介護に備えたリフォームは重要なテーマです。 設計に当っては、お年寄りの負担を軽くすると共に、将来車椅子を利用するケースや、誰かの手を借りて介護することを想定。段差の解消や手すりの設置、広い開口幅の確保など、住まいのあちこちにきめ細かい工夫を盛り込みました。 もちろん車椅子に備えての傷つきにくい床材など、住まいの耐久性にも配慮しています。
お年寄りに優しい住まいは、やがて自分たちが年齢を重ねたときにも、暮らしやすい住まいです。
長く暮らしていると捨てられないものやシーズン用品などが増え、収納のスペースに頭を悩ませてしまいます。
なかでも収納量が多い寝室は、リフォームの大きなテーマです。
「衣類や理念類をすっきり片付けたい」という奥様。「落ち着ける書斎がほしい」というご主人様。両方の希望を取り入れ、書斎つきの寝室にリフォームしました。
両サイドに収納の出来る間仕切りを使うことで、蔵書も衣類もたっぷり収納。スケルトン素材の扉なので圧迫感もなく、明るく軽やかな印象です。
子どもたちが独立し、夫婦ふたりだけの生活が始まったときこそ、リモデルのチャンス。
おだやかな「第二の人生」にふさわしい環境を整えたいものです。
また、年齢を重ねると、夫婦でも程よい距離感を保ち、自分の世界を大切にしたくなるものです。
たとえば、オーディオマニアのご主人の希望は「好きな映画が楽しめるリビングシアター」。
壁・天井共に音響効果のある材質なので音もよく響いて、リアルなライブ感覚に浸れます。
さらに、奥様の希望でキッチンをリフォームし、奥様のための書斎コーナーを設けました。
趣味をいかして、自宅で教室を開いたり、ご近所のお友達とティーパーティやサークル活動を行ったりする主婦の方が増えています。このプランも、そんな夢を叶えるリフォームです。
「訪れたお客様に快適に過ごしていただけるリビング・サロンがほしい」をテーマにプランニングしました。
広いスペースを確保しながら、台所などのプライベート空間にはお客様の目が届かないようスケルトンの間仕切りで仕切っています。
床材も木目調のフローリングでなく、大理石調の床材を選び、サロン感覚のおしゃれなリビングが完成しました。
家族の団欒やお客様の訪問があったとき、ゆったりと過ごしたい。
でも、個室に細かく仕切られた住まいではなかなか実現できないもの。
特に人数の多い二世帯同居の場合など、みんながひとつの食卓を囲むには、それなりのスペースが必要です。
そこで、思い切って部屋の間仕切りをなくして、大勢がつどえるLDKをつくってみては・・・。
オープンキッチンとダイニング、リビングをひと続きの空間にすれば、家族団欒の時間もひと続きになって共有でき、家族のコミュニケーションも深まります。